アナログ回路の周波数特性評価ツール

 


オシロ機能に、任意のアナログ回路の周波数特性を評価できるツールが追加されます
LDSOか、LOSCL2を利用します


LM02の構成 評価したいアナログ回路  例: アンプ非反転増幅(ATT付)

LM02は、オシロとしてLDSOかLOSCL2を使用し、波形出力としてLMBUFを使用します

LMBUFから矩形波を各周波数で出力
  ↓
評価したい任意のアナログ回路に入力
  ↓
そのアナログ回路の出力電圧を周波数ごとに、LM02がオシロ測定

結果、そのアナログ回路の周波数特性を計測できます

構成: LDSO+LMBUF

矩形波出力は、2.5Vを選択しました
このアナログ回路は、ATT1/10とアンプ増幅2で、入力の0.2倍が出力されます
従って減衰しない周波数領域では、2.5V x 0.2 = 0.5V

0.5Vの基準電圧に対して、各周波数ごとの測定電圧から対数を求めると、周波数特性グラフが描けます

※このグラフは計測データからエクセルで手動で作成しています

※周波数特性は入出力でVppの減衰を見れば基本はよいですが、波形形状が変形しているなら(キャリブレーション不良など)、FFT機能もあるので、特定の周波数成分に限定することもできます



●矩形波出力仕様

LMBUF出力は、CMOS(出力インピーダンスは約100Ω)
基本的には、ハイインピーダンスの回路用と理解下さい。50Ω系終端の回路では若干振幅が小さくなることを承知の上で使用下さい。 

信号形状 矩形波
振幅電圧 1.5 - 3.3 V

※別途、1/10 減電圧器の外付けキット予定

LM02構成 計測周波数 (Hz)
LDSO+LMBUF 25M, 20M, 10M, 5M, 2M. 1M, 500K, 200K, 100K, 50K, 25K, 12.5K, 6.35K, 3.12K, 1.56K, 0.78K
LOSCL2+LMBUF 120M, 60M, 30M, 15M, 7.5M, 3.25M, 1.62M
※高速の矩形波の形状は正弦波状になります
※高周波減衰量(LMBUFの出力をダイレクトに入力させた時の減衰): 60MHz -2dB、120MHz -3dB

※当ロジックアナライザーは、デルタコア社オリジナル開発です。
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