クランプ直流電流計ツール/加工

 


1.加工手順

右図が加工後ですが、部品キットからの加工はケーブルが4本のみです。

1.電源ケーブル
5Vの電源を与えます。青色のセラミックコンデンサの足に付けます。
黒GND、白5Vです。接続する電源と極性を合わせて下さい。


2.LDSO用GND
LDSOのGNDを掴むケーブルを付けます。電源ケーブルGNDと同じ位置です


3.LDSO用信号
LDSOの信号を掴むケーブルを付けます。
ここはやや難所です。IC足間隔が1.27mmで
、右から2番目の足に付けるわけですが両端の足に接触しないように注意します。(趣味レベルの半田技術でも可能なはずです)

※LDSO用GND、LDSO用信号、先端の被服が剥けているのは、そこをLDSOのクリップで掴むためです


4.ケーブル保護

ケーブルを保護するため、赤矢印の位置でホットボンド(黒)を付けて固めています(範囲は適当で良い)
こうしないと使用しているとケーブルが引っ張られICの足が破損し易くなります
保護のためでも、
ICの上面には何も付けないで下さい。磁束通過が悪くなります

以上の対策でも、ケーブルに強い力がかかるとICを破損します。耐久性のための工夫はユーザにお任せします



5.噛み合わせ確認

クランプを閉じた時、上のフェライト端とIC上面との隙間が無くピッタリかぶさります
ICとフェライト端に隙間があるときは何かが当たっているので調整して下さい
(上下のフェライト端は中間にICの高さがあるので重なりません)



6.外観と電源

通常のクランプ計のように中央の隙間に電力ケーブルを入れて測定できます

センサICに電源5Vが必要です
ここでは、右のUSBコネクタを利用し、PCから5Vを供給してもらうようにしていますが、5Vはスイッチング電源なら何でも結構です

より安定した計測をするなら、電力ケーブルは左図は30cmありますが、
10cm以内に短くして下さい



ここで使った電源用USBコネクタ
(左図)USB挿入口を左にして下からみると矢印のようにGND、5Vとなります。4端子になっていて下側2端子はデータ信号なので未使用。
ここでは半田後、ホットボンドで保護しています(右図)、
GND,5Vが接触するとPCが危険になります









※当ロジックアナライザーは、デルタコア社オリジナル開発です。
記載されている各名称、製品名は、各社の商標、または、登録商標です。

Copyright (c)  デルタコア All Rights Reserved.