DDR2-400

 SSTL-IOの影響



DDR2-400 のIO規格は、SSTL18です。
FPGAで作成する時、IOの種別を選択します。FPGAメーカーによって詳細種別があります。
あるメーカーでは、SSTL18-T、SSTL18-U があります。ドライブ能力が -U の方が大きく、ファンアウトなどの用途で使い分けます。

以下、DQS(WR側)で、違いを測定します

SSTL18-U


SSTL18-T


明らかに振幅に差が出ています。2本のカーソル間のVppを計測しています。
FPGAの1信号で、何個のDDRをドライブしているか、アドレスなのか、データなのか、終端抵抗値は、などを考慮してIOの種別を選択しますが、最終的には波形に反映されます。
波形に乱れが無く、VREF電圧(0.9V)を安定的に超えていれば問題ありません。
この例は、SSTL18-T、SSTL18-Uどちらも動作します。
問題がなければ、SSTL18-Tを多用した方が電力消費を減らせるので、回路の安定動作に寄与できます。



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