スイッチング電源電圧の分析

 オプションLDSO用


オシロの分析機能は、既存機能として、周波数分析、FFT分析は在りますが、スイッチング電源電圧波形を分析するには適していません。
スイッチング電源電圧では、
リプル分スパイク分が主評価項目であるためです。
それらができるようになりました。

対象スイッチング電源: DC30Vまで


例: 24Vスイッチング電源出力を測定
設定: プローブx1、ACモード、Div=12.5mV、サンプルCLK=100MHz、フィルタ有

リプル周期 一般的にスイッチング周期と同じになる
リプル電圧 スイッチングで生じる電圧幅
スパイク スイッチング時、過度に電圧が暴れる部分

俗にリプルとは、スパイクを含んだ最大最小電圧幅を言うことが多いです。従って上のスパイクとリプル電圧を含んだVppを俗に言うリプルと理解下さい


新開発のアナログ分析アプリ: LogicMOTHERと同時に起動し、2カーソル間の各分析をリアルタイムにする


電圧 単純な電圧分析 平均、Vpp、最大、最小、Vppの間隔
※このVppが俗に言うリプル電圧 *1
周波数 単純な周波数分析 周波数、最大周期、最小周期 (計測周期数)
リプル電圧 リプル成分に特化した電圧分析 平均、Vpp、最大、最小
リプル周波数 リプル成分に特化した周波数分析 周波数、最大周期、最小周期 (計測周期数)
スパイク スパイクのみの付加電圧 最大プラス分、最小マイナス分
  一般計測用
  スイッチング電圧計測用

*1: 俗にリプルとは、スパイクを含んだ最大最小電圧幅を言います。従って上分析項目の”電圧”の”Vpp”がその意味のリプル電圧と理解下さい(Vppは、”電圧”と”リプル電圧”の2箇所にある)


フィルタの編集で、スパイクを除く機能があります
リプルの形状把握に役立ちます


これを見ると、スイッチングノイズを下げるためだと思いますが、3段階でスイッチングしているようです(このスイッチング電源は市販品で、設計は公開されていません)





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