入力データ形式

当システムでは、入力データは以下のようなテキストフォーマットにしています
テキストデータから波形画面を作成する方法は、実は、
HDLの検証に対応することを意識しております。
つまり、HDLの検証に使用するシミュレーションデータは、この形式に類似している場合があり、カット&ペーストで
使用できることをイメージしています。
もし、御社のフォーマットで希望がありましたら相談下さい。


コマンド  "$"で始まる登録コード(大小文字無関係)
$DATA データ部分
次行からデータ入力
$REPT_S,xx リピート開始。 xxは回数を10進数で入力
$REPT_E リピート終了
$REPT2_S,xx ネストのできるリピート
$REPT_S のリピート部分を中に入れてリピートできる。ネストは1個だけ。
$REPT2_E リピート終了
$END メモリのデータ未入力部分を埋めるデータ
次行(1行)でデータ入力
$JUMP,xx 入力位置のジャンプ。xxはジャンプ位置を10進数で入力
次行(1行)でジャンプ位置までのホールドするデータ入力
$PATAN,ch,xx 指定の1CHを、固定パターンにする。xxはパターンを2進数で入力
CLKなどの作成に使用


データ ・使うCH数分だけ入力(8CHなら、8個)。右端がLSB
・各CHの間は、1個以上のスペース
・中間の改行は可
・バスの場合
 バイナリ形式 1010、HEX形式 Ah。どちらでも可。中間にスペースは入れない。
コメント ”//” で始めるとコメントになる
データの最後、文頭。(データの中間に入れるとその後ろは無効になる)

※各制御コードは、半角です。 "$"、”//”




$DATA、 $END コマンド

 このデータで画面表示すると
 




$REPT コマンド

 
$Rept_s と $Rept_e 間の入力を指定回数繰り返します

 このデータで画面表示すると
 




$REPT2 コマンド

 
$Rept を含むデータを更にリピートする場合、$Rept2 を使用します
$Rept のループの外側を $Rept2 で囲みます


 このデータで画面表示すると
 




$JUMP コマンド

 
コマンドの入力位置から$Jump の指定位置まで指定データでホールドします

 このデータで画面表示すると
 




$PATAN コマンド

特定CHをCLKにするときなどに使用します

 
CH番号は、0から始まるICクリップの番号です
次のパターンで、bitの変化単位を入力します
"10" と "1100" の入力をしているので、下の波形では、CLK,CLKBで、2倍の関係になっています

 このデータで画面表示すると