アドインプログラム−サイン波

ユーザー作成の分析プログラムを実行する環境を用意しました
メニュー ”分析” ”アドインプログラム”

 

データのユーザーによる加工は、旧来、”エクスポート”機能で、ファイルとして取り出すことで可能でした
本”アドインプログラム”機能の更なる特徴は、
・分析範囲を波形画面からビジュアルに2カーソルで囲んで指定できる
・作成プログラムをコールできる
また、プログラムテンプレートがありますので、加工の方法が用意されています。



項目  内 容
有効範囲 個別CH 特定のCHのみを対象に選択(バスCHの選択可能)
全CH 全CHを対象に選択
実行プログラム名 作成したプログラムの名称
OKボタン 実行します




例:サイン波データをグラフィック表示する



上図は、8bitバイナリデータ中に、サイン波のデータが格納されています。2カーソル間のデータが分析対象になります

 D[7..0]: 8bitバイナリ(0-FFh振幅)
 /EN : イネーブル
 CLK : クロック(10MHz)


データ部分は拡大すると、下図になります



アドインプログラムを実行します
(抽出に /EN、CLK を使用します)
 有効範囲 :  全CH
 プログラム名: ADIN_demo.exe





実行結果

D[7..0] を縦軸
/EN 有効範囲
CLK ↓の点を抽出して横軸

※カーソル範囲を任意に移動して再実行すれば、描画はその分析位置に対応して変化します





プログラム説明

ホームページ → アドイン 
以上に、VC++ プロジェクトファイル(コメント付き全ソース)添付しております
(著作権フリーです、自由に加工下さい)
メインファイル:
ADIN_demoView.cpp
テンプレートファイル
テンプレート.cpp

本デモは、VC++6.0 で作成されています
基本的には、内容を理解されれば、言語は他であっても問題ないと思います
VBのみわかるという方は、ソースのコメントを追っていけば処理手順は理解できるはずですので、VBに変更する
こともできると思います

かなり基本的な水準の処理しかしていませんので、windowsプログラム経験があれば問題なく解読できると思います
本デモは、テンプレートを除いた部分は20行程度の簡単なものです
質問は、メールにて対応致します。



ロジアナアプリでは、指定範囲のデータをバイナリ形式のファイルにします
 ファイル名:
tmp_adin.bin
 (16CHの場合、WORD、32CHの場合、DWORD)
     ↓
作成プログラムは、ロジアナ起動フォルダに置き、そのバイナリファイルをオープンして加工します
ファイルのオープン、メモリ割り当て、などテンプレートにあります
・CLKエッジによるデータ取り出しは、デモの構造をそのまま使えます