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 高速縮小
当ロジアナは、専用機の最高スペック品並みの大容量メモリを持っています
画面の倍率は拡大縮小選択できますが、縮小倍率を利用するとマクロ視点からの解析に便利です
しかし、縮小倍率を大きくすれば広範囲の変化を見れて便利ですが、画像処理が遅くなるデメリット
があります。この問題解決のため、2つの縮小方式の併用により対応します
 
メニュー ”環境” ”高速縮小”
 
 
有効 高速縮小を有効にします
高速縮小開始倍率 高速縮小開始倍率を設定します
※高速なCPUなら開始倍率は大きくしても問題ないです
 デフォルトは、CPU:Pen4-2.4Ghzで、1/2048倍にしています



小方式−変化検出 V1.6までの方式



上図の赤矢印には、1サンプリングCLK分の信号があります。
倍率=1倍
これを縮小表示する場合、本アプリでは変化検出法でしています。
つまりこの倍率をいくら高い縮小倍率にしても、この変化を捉えるという方法です。




上図は、
倍率=1/512倍 です
1サンプリングCLK分の信号は、縮小倍率を上げても表示されています。
変化検出法を使用しないと消えてしまいます。



小方式−高速方式 V1.7に追加の方式

変化検出法は、縮小に最適ですが、縮小倍率1/1000倍とか大きくなると、処理時間がかかり、スムーズに画面移動ができなくなります。
そこで、今回、高速縮小方式を併用することにしました。
上記ダイヤログ設定がそれです。
開始倍率を設定します。これより低い倍率までは従来の変化検出法でしています。
例えば、1/2048倍で設定すれば、その倍率以上になったら、高速縮小方式にするということです。
高速縮小方式とは、内容を感単に説明すると、処理速度を考慮し、冗長度を制御した変化検出をするということです。
変化検出はやや粗くなります。

ダイヤログ設定により、開始倍率は選択できるので、用途により使い分けができると思います。
●有効チェックボタンもあり、それを外せば、常に変化検出法になります。
●1/512倍未満については、対象になっていないので、常に変化検出法でしています。



小方式−高速方式の一時的OFF



表示した高速縮小方式の波形を一時的に解除し、変化検出法で表示する方法があります。
上図のように、右クリックメニューで、以下をクリックして下さい。
”高速縮小OFF”
この操作の直後の表示は、変化検出法になります。
そのあと画面を移動させると高速縮小方式に戻ります。

(ダイヤログ設定には、
高速縮小の有効チェックボタンもあり、それを外せば、常に変化検出法になります。)


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