クランプ直流電流計ツール/測定 |
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ロジアナと電流計の同期動作、業界初基板の動的電力を測定 |
1.USB機器の実測例
本システムは、業界初の基板の動的電力を低コストでできるメリットはありますが、
構造的にユーザに負担をかける使いにくい点もありますので、このページを最後まで目を通して、判断後、使用を選択下さい
1.ここではUSBケーブルを加工した場所にクランプしています。クランプ電流計は、USBケーブルから3cm以上離して下さい。USBケーブル内の信号磁界の影響を除くためです
(この加工に関しては、次に説明があります。理解された場合のみ採用下さい)
(輪ゴムでクランプが開かないようにしています。このクランプは閉じたままにすることができません)
2.電源5Vはスイッチングレベルの安定5Vを供給して下さい。トップページで説明のようにUSBコネクタから取ってもかまいません
3.LDSOで、信号、GNDをクリップします
4.LDSOにロジアナが付属しているので、デジタル信号同期電流を測定するなら、ロジアナもクリップします
2.USBケーブル加工
USB機器の電流測定を測定する場合、USBケーブルを加工をしておくと便利です。 ここにこのクランプ電流計を挿入するだけで、開発するUSB機器の直流電流を簡単に計測できます ・USBケーブルは加工中はPCから外します ・ケーブルに5cm縦に切れ目を入れる 注意:シールドは切らないように ・5Vを一箇所切断し外だし 注意:D+D-信号はツイスト構造なので壊さないように。シールドはなるべく壊さないように ・適当な線(AWG26より太い線)で延長し、輪を作ります(上図) ※USB伝送の影響 D+D-信号のツイスト構造や、シールドをなるべく壊さないようにしていれば問題ないです。エージングで数10Mbyteのコンペアでエラーは起きていませんが、この意味を理解された場合のみに実行下さい。保障はありません。 |
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一般的なUSBケーブルの内部の色(実際は個別に確認して下さい) |
3.ケーブル挿入角度は重要
クランプ面に対してのケーブル挿入角度は、測定値に影響が出ます
クランプ面に対して、測定ケーブルはなるべく左右上下90度に通すことが必要です。
円の中心を通す必要はないので端に寄るなどは問題ありません。
このように、クランプ隙間は10mmあるため、細い電力線は傾いてしまう。測定値に影響が出ます。 (輪ゴムでクランプが開かないようにしています。このクランプは閉じたままにすることができません) |
90度に通した場合 |
※当ロジックアナライザーは、デルタコア社オリジナル開発です。
記載されている各名称、製品名は、各社の商標、または、登録商標です。 |