DDR2-400 |
CLK と CS (帯域幅) |
DDR2-400 400Mbps, 200MHz
この測定はFPGA出力信号を、DDR2メモリ直前で測定
DDR2-400のCLK と /CS
SSTL18-1.8V
CLK 200MHz、周期5ns
DDR2の振幅は、1.8V。実際は、CLKについては、±0.1の減衰があるので、1.8
- 0.2 = 1.6V の振幅になる。(-3dB) = 70%なので、
帯域幅200MHzを満足する振幅 1.6 × 70% =
1.12V
従って、1.12V 以上あれば計測器としての帯域幅は満足することになる。
この測定では、/CS は変化が遅いので充分。CLKも、Vpp
= 1.44V 。帯域は充分満足している。HL-Dutyもほぼ良い。
上図赤線部分では、CLKと/CSの位相差が的確な位置で確認できています。
帯域幅200MHzの検証ができています。
帯域幅
LOSCL2B-DDR ※DDR2-400まで | ||
CLK帯域幅 | 1CH: 2、3CH: |
200MHz (-3dB) 250MHz (-6dB) 170MHz (-3dB) |
単パルス帯域幅 | 1CH: 2、3CH: |
1.0ns, 500Mbps 1.25ns 400Mbps |
※200MHzは1CHのみ使用。2,3CHはその派生信号として使用
※DDR400での基本使用CHは1,2CHのみ。3CH同時使用の場合、3CHは変化の遅い信号が条件
※2,3CHの帯域幅170MHzはCLKに対する性能ですが、1bitパルスは、2.5ns
= 400Mbps まで分析可能です。 データ1bitはCLKと同じ変化レートなので連続変化は避けて下さい。1bitパルスとして、変化間隔を広げて下さい。(実例にて別途解説)
DDR2-500 ( 250MHz ) を測定すると (本機能の帯域幅は、200MHz(-3dB) なので、仕様を超えた参考例になります)
DDR2-500のCLK と /CS
SSTL18-1.8V
CLK 250MHz、周期4ns
DDR2の振幅は、前回同様、1.8 - 0.2 = 1.6V
の振幅として、(-6dB) = 50%なので、
1.6 × 50% = 0.8V
従って、0.8V 以上あれば、(-6dB)は満足することになる。Vpp = 0.92V が測定できていますのでそれは満足しています。
計測器としての帯域幅は(-3dB)は必要なので、(-6dB)のデータは参考数値として下さい。
なお、250MHzは、必ずしも分析できません。HLが潰れることも起きます。あくまで参考性能と考え下さい
※当ロジックアナライザーは、デルタコア社オリジナル開発です。
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