ロジアナ本体複数台結合(簡易63CH)/トリガー出力機能 |
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LM02は、64CHへの拡張機能を予定しておりますが、リリースはされておりません。
現在のままでも、簡易63CH機能は利用できますので紹介します。
また、旧LM01をお持ちの場合、LM02+LM01 でも利用できます。
原理
バッファ LMBUF、LHBUF、には、EXT-TRIGというリザーブ取付穴(0.7mm)があります。
そこには、トリガーを検出した時、アクティブH
の信号が出力されます。
同じPCに、ロジアナは複数インストールできます。
1台は普通に使用し、その一台のEXT-TRIGを、2台目のロジアナが、自分のトリガーとしてICクリップでつかみます。
トリガー設定で、
0 → 1
以上の操作で、簡易的に、2つのロジアナが同一トリガーで、サンプリングできることになります。
CHは、別々につかんで良いので、32CH + 31CH
= 63CH
2つのロジアナは、別々のアプリなので操作は通信しているわけではありません。あくまで簡易63CHの実現です。
2つのロジアナは、CLK精度は完全に一致していません。50ppmの範囲で差があるので、10万CLKもすると、1CLKずれてくるなど考えられます。
※2台目のロジアナの1CHはEXT-TRIGの表示に使用される。どこのCHを割り当てても良い。
※EXT-TRIG取付穴は、直接ICクリップではつかみづらいので、端子などを半田付けして頂いて結構です。
※16CH側のバッファのみEXT-TRIGは有効。
絶対注意
ロジアナが複数台になっても、GNDは必ず同電位であることが必要です。違反は故障の原因になります。
EXT-TRIGに出力される信号仕様
・1台目のロジアナのトリガー表示位置と数CLKのずれがあります
・アクティブH
・設定したスレショルド電圧の振幅と同一
・H期間、約サンプリングCLK×メモリ幅
・300Ωの直列抵抗保護
同一PCでの2台LM02をインストールする方法
既にインすストールしたフォルダをそのまま任意位置にコピーして、好きな名前にして下さい。
ロジアナフォルダが2個できることになります。
各フォルダのロジアナアプリが2つのロジアナに対応します。
※LM01とはインストーラーが別なので、2つのインストーラーを実行できます
同一PCでの2台ロジアナ起動の注意
手順があります
1.1台をUSB接続して、対応するロジアナアプリを起動します
2.5秒空けます
3.他の1台をUSB接続して、対応するロジアナアプリを起動します
※認識の確認は、ヘルプ → バージョン にてそれぞれのシリアル番号が見えていればOKです
※当ロジックアナライザーは、当社オリジナル開発です。
記載されている各名称、製品名は、各社の商標、または、登録商標です。 |