トリガー条件、開始保持 |
開始データの保持条件(継続時間)を設定できます
上波形は、シリアルデータをサンプリングしたものです。
トリガーは、先頭bitの↑で丁度掛かっています。
長いシリアルデータを先頭から見たい場合があるのでこのように取れれば有用なわけです。
従来あるトリガー機能を使えば、↑は可能です。以下が設定です。
” 0 → 1 ” 2条件使用
しかし、これだけだと、必ずしも上のように先頭bitで掛かりません。
緑矢印のように途中幾つも↑があり、どこでも掛かります。
通常、それを回避するには、他のCS信号などを取り、組み合わせ条件で実現します。
本機能 ”開始保持” とは、1信号でするものです。
トリガー設定で、以下を設定します。
まず、従来のやり方で、↑ を設定します。
条件1、2 ” 0 → 1 ”
次に、”開始保持” を有効にし、時間を入力します。
数字は、8ns単位です。ここは、100 なので、8
* 100 = 800ns を意味します。
この800nsが、波形画面のカーソルとトリガー間赤矢印の時間です。
つまり、開始条件である ”条件1=0 を 800ns 継続を条件にする” を意味します。
このシリアルデータは、データ列中に、 800ns の空きがないので、必ず先頭で、トリガーが掛かるという原理になります。
入力時間は、このようにデータによって適値にして下さい。
※当ロジックアナライザーは、デルタコア社オリジナル開発です。
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