電源ノイズの正体 |
電源ノイズの正体と対策 |
赤矢印部分を縦横拡大します( 縦小目盛=200mV)
黄色カーソル間を下のウインドウで分析しています (縦小目盛=200mV、横目盛=3.9ns)
一見するとモワっと集まって見えるノイズの上下振幅、4G高速サンプリングして拡大すると、実は高速ノイズの集合体だったのです。
この場合の電源ノイズの正体です
緑矢印部分の周期を分析します
分析内赤矢印、Vpp=745mV、周波数=242MHz、周期 = 4.1ns
このノイズの、242MHzの成分(ノイズ周期)を分析できていることが重要です
これがわかれば、パスコンは、0.1uなどは適さず、もっと小さい、0.01u - 1000p などが有効と判断できます
一般のパーソナルオシロでは、242MHz自体明確に表示できませんので、当機能はノイズの詳細分析に有効であることがわかります
今までわからなかったノイズの正体を分析することでエラーへの対応が変わります