電源ノイズの正体

電源ノイズの正体と対策

3.3Vの電源ノイズ測定です。(縦小目盛=200mVで拡大しています)
ややノイズの多目の基板で測定します



矢印部分を縦横拡大します( 縦小目盛=200mV)




黄色
カーソル間を下のウインドウで分析しています (縦小目盛=200mV、横目盛=3.9ns)
一見するとモワっと集まって見えるノイズの上下振幅、4G高速サンプリングして拡大すると、実は高速ノイズの集合体だったのです。
この場合の
電源ノイズの正体です

矢印部分の周期を分析します
分析内
矢印、Vpp=745mV、周波数=242MHz、周期 = 4.1ns

このノイズの、242MHzの成分(ノイズ周期)を分析できていることが重要です
これがわかれば、パスコンは、
0.1uなどは適さず、もっと小さい、0.01u - 1000p などが有効と判断できます

一般のパーソナルオシロでは、242MHz自体明確に表示できませんので、当機能はノイズの詳細分析に有効であることがわかります
今までわからなかったノイズの正体を分析することでエラーへの対応が変わります




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