バースト転送65MHz
 バーストモード機能を使用して、バースト転送65MHzにトリガーを設定する
転送速度65MHzのバースト転送に対して、その任意のデータパート位置にトリガーを設定し、サンプリングします。


トリガー条件:
・バーストモードON(通常より条件移動速度が速くなります)
・連続条件 01h → 02h → 03h → 04h → 05h → 06h → 07h → 08h
・8bitデータバス、CMOS2.5V

結果:
波形画面のトリガーマーク位置(赤矢印)には、指定した連続条件を満たした、01h → 02h → 03h → 04h → 05h → 06h → 07h → 08h  が検出されています
V2.0で対応したバーストモードを使用しています。通常より条件移動速度が高速になっているため実現できています。

波形画面のデータパート位置05hと06h間にスキューが見られます(赤矢印)。これは、D[7..0]がバスデータなので存在します。
バーストモードはバススキューを
無効にする機能が内蔵されていますので、このスキューで誤トリガーしません。
(ダイヤログメニューのスキューCUTと同様機能ですが、それはバーストモードでは選択する必要はありません)


トリガー感度条件移行処理時間との関係

 通常
 ※感度優先
 トリガー感度  3 ns
 条件移行処理時間  25 ns
 バーストモード
 ※条件移行速度優先
 トリガー感度  8 ns
 条件移行処理時間  15 ns



●65MHzを超えた場合 
バスデータを対象にするため、BIT幅が多くなれば、スイッチングノイズの影響が出ます。
また、バススキューが多い場合、データ有効部が狭くなります。

CMOS2.5V、8bit、スキュー2ns以内。 条件数8 バースト70MHz までトリガー可能
CMOS2.5V、8bit、スキュー2ns以内。 条件数2 バースト100MHz までトリガー可能



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