検索 & ステート

カーソル間を任意の条件で検索し、ステート表示させます
旧来の外部CLKによる方式を発展させたサンプリングができます)
例として、バスデータ D[7..0] に対し、CLKエッジで検索抽出します
抽出AND条件を入力します。その条件の中でCLKなどのエッジ条件を追加できます
上の例は、 /EN=0 & CLK↓


検索にヒットした部分の波形上部に図のようにマークが出ます
画面中央を各マーク位置に移動することもできます。移動ボタンを使用します

 (ここはマークが固まっていますが、マークが離れていた時など便利です)

同時にそのマーク部分のデータのみを別ウィンドウでステートテキスト表示します
 /EN=0 & CLK↓のときのD[7..0]は、ステート表示内の赤矢印の指している縦列です


任意のエディタで表示できるので、ドキュメント化に便利です


外部CLKによる方式と比べての利点

メモリの少ない旧来のロジアナは外部CLKを使いメモリを節約する苦労をしていました。当社のロジアナは、メモリを節約する必要が無い多量を搭載してあります。
外部CLKを使わないメリットは、以下になります。

●/ENなどの条件を与えられる
●データの間隔がわかる
●CLKエッジが割れていた場合、CLKをサンプリングしているのでその場所がわかる
(外部CLKだと2重ラッチ、ラッチ抜けしても気づかない)
●CLKのDuty確認ができる
●CLKの発生、停止が確認できる


※当社では外部CLKを使用しないでデータをラッチすること推奨しています



Ver3.0 変更点

検索数上限管理を、ステートテキスト表示と、波形画面中の検索表示とで、別に管理します。
 
ステートテキスト表示行数
無制限になりました。
 波形画面中の検索表示数は、”表示最大数” という項目が追加され、検索数上限を設定できるようになりました
波形画面のバスデータ部の表示モードに合わせて、ステートテキスト表示もHEX / BIN の対応が可能になりました
登録CHが無効になっている場合、ステートテキスト表示では、無効CHを削除しました



※当ロジックアナライザーは、当社オリジナル開発です。
記載されている各名称、製品名は、各社の商標、または、登録商標です。

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