USB1.1の説明

当ロジアナはUSB1.1を理由があって使用しています。その背景を説明します。
(V2.5でUSB-LSI変更、現行比6.2倍の高速スループットを実現しました)

デザインコンセプト

当ロジアナのデザインコンセプトは、
大容量メモリ
高速サンプリング

さらに、
USB供給電源内で実現
(ACアダプタの標準使用は機能性から考えておりません)

それらは、消費電力が大きいデバイスを選択し、USB定格電力500mAに収めることを意味します。
丁度枠一杯でまとめました(ACアダプタはオプションで原則使用しません)
USBは速度で考えると、2.0が適しています。しかし、消費電力が大きくなります。
従って、電力節約のため、USB2.0選択はできませんでした。
また、V2.5でUSB2.0搭載機にも劣らない速度を実現しました。


設計上の工夫

メモリ幅を細かく選択できるようにしていますので、通常使用メモリ幅では速度的に負担にならないようにしています。
フリーラン速度も同様のUSBロジアナと比し逆に高速の方になっています。


ファーム高速処理タイプ USB-LSI


V2.5でUSB-LSI変更。ファーム高速処理のできるLSIを使用することで、高速スループットを得ています



 USB転送速度、フリーラン速度 



”ポータブル & 大容量高速サンプリング”  これらを同時に満たす選択は、USB1.1という理解で設計されております



※当ロジックアナライザーは、デルタコア社オリジナル開発です。
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