ユーザーコネクタへの信号の等長性

低価格汎用ボードでは普通見かけない精巧な特性を対応



中央のFPGAから、36ピンのユーザーコネクタ(上下に2個)へ信号があります
FPGA−ユーザーコネクタ間で、なるべく等長性を持たせています

     
 
上図、白四角内を拡大
FPGA−ユーザーコネクタ間の配線を拡大します





●差動ペア線に使えるようにペアで配線しています(単線でも使えます)


●等長性配線:ペア専用
ミランダ配線(ジグザグ状)にして、各差動ペア線どうしの長さを調整しています
ユーザーコネクタごとに、FPGA間で最長最短は、3mm以内 ※300Mbps理論耐性


●等長性配線:コネクタ用
ユーザーコネクタは、2.54mmのヘッダピンなので、1本の差動ペア間で2.54mmの差ができてしまいます。
それを修正するのに、短い片側のみを調整しています


●特性インピーダンス
LVDSとして、長い伝送路を想定し、伝送路のインサーションロスを低減させるため低めのインピーダンス、90Ωを採用しています


●GND層との特性インピーダンスを保つため、部品面のみで配線。(ビアを使って異層配線すると特性インピーダンスを保つことが困難になるため)



※ULOGは、デルタコア社オリジナル開発です。
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